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名前のない怪物のSTUDIO SET

続いて、名前のない怪物のSTUDIO SET紹介です。

20171101_231722.jpg

名前を「NoNAME MONSTER」にしてみたらメンバーに笑われましたw

最初から最後まで勢いのある曲で、スタジオ練習でも一番楽しかった曲です。
イントロの左手の低音部分は、初めはもっと柔らかい音を使っていましたが、
嫁に聞かせたところもっとドギツイほうがいいという意見を頂き、
悪魔が叫んでいるような音に変えました。
また、この曲はベースを邪魔せず、曲の雰囲気をだせるかという点で、
サビの裏拍のシンセベースの扱いにとても苦労しました。

16パート全て使用しています。
KSGは2つ。KSGごとに音色紹介をしていきます。
KSGが「1」の時のレイヤースプリット設定です。
20171101_233432.jpg


PART3 SN-S PRST 0440 S-SawPoly6
PART4 SN-S PRST 0440 S-SawPoly6
PART5 SN-S PRST 0407 Bit Poly 9

イントロの右手はこの3パートです。メインメロディーになるので、強めな音を選び、
レイヤーしています。


PART6 SN-S PRST 0487 Dreaming 2
PART7 SN-S PRST 0087 Heaven Pad 3
PART16 SN-S PRST 0183 Fooled Again

イントロ後半から、Aメロ前半(ドラムが入るまで)なっているのが
この3パートです。
実は最初のころの練習では、PART16はありませんでした。
その後、ここにリズムシーケンス的な音が重なるといいかなあと思い、
PART16を選びました。
この音色は、デフォルトの設定で押しただけで16分音符の音が細かく鳴ります。
この「STUDIO SET」のTempoを合わせる(約180)ことで
曲のテンポにあった刻み方をしてくれます。
FAでは「STUDIO SET」ごとにTempoを保存することができます。
このようなリズムシーケンス的な音はTempoを合わせるだけで、
かなり雰囲気に近くなるのでお勧めです。


PART8 SN-S PRST 0942 Square Ld 3
PART9 SN-S PRST 0514 Bell 1 

この2パートは、イントロの後半に右手で弾きます。
名前の通り、リードシンセとベルをレイヤーするという、
ちょっと変わった?ことをしてみました。
音量は小さめにしています。


PART14 SN-S PRST 0885 NuWave
PART15 SN-S PRST 0858 CC Saw Ld 2

イントロの左手になるのが、この2パートです。
「怪物」っぽい低音になるよう選んでみました。


続いて、KSGが「2」の時のレイヤースプリット設定です。

20171101_233440.jpg


PART1 SN-A USER 0003 StringSect 1
PART10 PCMS PRST 0296 String Ens
PART13 SN-A USER 0004 StringSect 2

ストリングスは3パートのレイヤーです。
PART1、PART13はもともとのSN-Aの音源にlimiterをかけ、
出音を強くしたものになります。自分の作成した
他の「STUDIO SET」でも多用しています。
また、PART1 とPART10のレイヤーもよく使います。

ドラムが入ってからのAメロや、サビ、2番のはじめなど、
ほとんどのストリングス部分で低音部から高音部まで使います。
FA-06の時は鍵盤数の制限で我慢していた部分も、
FA-07では十分に表現できるようになりました。


PART2 SN-S USER 0492 ELGC Bass 1
PART12 SN-S PRST 0790 Bit Bs 2

サビの部分の左手です。シンセベースと8分の裏で鳴るベースを重ねています。
裏鳴りベースは前回の「STUDIO SET」で紹介した、
「The Everlasting Guilty Crown」で作成したベース音と同じものです。


PART11 SN-S PRST 1059 FX 11
サビの合間に打つコンピューター音です。これもよく使います。
(名前がFX 11っていうのが味気ないよね・・)

こうしてみると、PART2以外はすべてプリセットの音ですね。
FAをお持ちのかたは是非上記の音をレイヤーして試してみてください。

続いてオクターブ設定です。
20171101_231905.jpg 20171101_231918.jpg

例えばPART3,4,5はイントロ右手のメインメロディーですが、
PART3   0
PART4 +1
PART5 -1
と音の高さは1オクターブ変えています。

他には、PART8や9は鍵盤のかなり高い部分に配置しているので、
音の高さをそろえるために、
PART8 -2
PART9 -1
としています。

他に頑張って設定した部分は特にないので、紹介としてはこんな感じです(笑)

演奏時に気を付けたこととしては、
SN-Aのストリングス系音色は、弾き方によってだいぶ聞こえ方が違う(ビヘイビアなんとか)
ので、歯切れのいいところはなるべく指をきびきび動かすようにしました。
(この表現もあいまいですが・・)

あと、SN-Aのストリングスはベンドを上に傾けると音量が上がるという性質が
ありますので、一番終わった後のストリングスの部分ではその性質を利用したりしています。

以上です。


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The Everlasting Guilty CrownのSTUDIO SET

先日の土曜日(11/28)
久しぶりにアニめぐろ(目黒ライブステーション)でライブをしてきました。
ボーカル青葉(あーちゃん)が企画したバンド
「End of This 世 ‐コノヨノオワリ」
EGOISTのコピーバンドです。

メンバー
Vo:青葉
Gt:JiRO
Ba:彩
Dr:ぽっきぃ
Key(synth):軍曹
key(piano):佐倉優美


準備期間が長かったせいもありますが、
事前に打ち合わせたPA、照明関連の効果も抜群で、
ステージ上で言葉にならない感動を味わえたライブでした。
ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。

今回はその中から3曲の「STUDIO SET」をまとめていきたいと思います。

・The Everlasting Guilty Crownの「STUDIO SET」
・名前のない怪物の「STUDIO SET」
・fallenの「STUDIO SET」

今回はメンバーの表記の通り、プロピアニスト佐倉ちゃんのおかげで
自分は一切ピアノを弾かなくてよかったので(笑)
紹介する「STUDIO SET」も自分の弾いたシンセパートのみとなっています。
一人で弾く場合はもっと調整が必要ですね。

なお、今回からFAのシステムバージョンがV2.0になりましたので、
「キーボードスイッチ・グループ」を利用し、一つの「STUDIO SET」の中で、
音切れなく複数音色を同時に切り替える「サウンド・リメイン機能」を利用しまくっています。

20171030_210943.jpg

一方、「フェイバリット機能」と「サウンド・リメイン機能」を同時に用いた場合、
通常パッド部分を音色切替に用いるので、
サンプリングした音源の再生トリガーに使えないという弱点がありますが、
そのあたりの克服方法も合わせて記載します。


ではまず、「The Everlasting Guilty Crown」の「STUDIO SET」から。

20171030_205110.jpg
ふわ~としたPADから始まり、ゲームBGMのようなピアノ旋律と、
Aメロ途中からサビまで続く高音ストリングスが綺麗ですね。
間奏の部分での低音裏拍のシンセベースと音色が変わるリードシンセも特徴的です。
今回の中では比較的簡単な曲でした。ピアノが難しそうですね(笑)


音色紹介です。
16パート全てを表示する画面で、
こちらはキーボードスイッチグループ(以下KSGとします)が「1」の時の画面です。

20171030_205138.jpg

新しく作成した自作の音色は3つです。
  • PART1 SN-S  USER 0504 EverLas se
  • PART8 SN-S USER 0494 ELGC lead 1
  • PART12 SN-S USER 0492 ELGC Bass 1

他からの流用として、
  • PART9 SN-S USER 0508 Days Dash 1
は名前の通り、以前やったDays of Dashの時に作成した効果音です。

各パートの音色名と音量バランス(77とか128とか)は上記の写真の通りです。

また、KSGが「2」となると、以下のように画面が変わります。
20171030_205153.jpg

「1」「2」の切り替えはパッドボタンで行います。
20171030_205130.jpg

FAシリーズはVer2.0となり、KSG機能がついたことで、
かなり使いやすくなりました。複数音色切り替え機能としては
3大メーカ(YAMAHA,ROLAND,KORG)の中で一番になったかと思います。
(設定はマニュアルを見れば簡単にできるのでここでは割愛します)

KSGが優れているのは、どのKSGにも属する音を作れるということです。
例えば上の写真でPART1とPART3の音色は、KSG1にもKSG2にも属しています。
つまり、それ以外の複数音色を切り替えても、PART1とPART3は特定の鍵盤の範囲で
変わらず音を出すことができます(別途PARTで作る必要がない)
一つの「STUDIO SET」につき、KSGは16個登録できるので、
簡単に言えば、16パートの音色の組み合わせ(1~16音色)を16通り作れます。

自分は昔、KORGの製品(M50,KROME)でSWスイッチとイコライザエフェクトを
利用した複数音色切り替えをやっていましたが、はるかに簡単に
しかも自由度高く設定できるのでとても便利です。


レイヤースプリット設定です。
20171030_222432.jpg


20171030_222450.jpg

数値よりも鍵盤の絵の方がわかりやすいかと思うので、
まずKSG1側の設定です。
20171030_205138.jpg

PART2とPART11がレイヤー、PART1とPART3がレイヤーされています。
スプリットポイントはB6です。(というかPART1とPART3はB6でしか鳴らない)

KSG1はイントロ、1番Aメロ、ラストのみ使います。
フウァアアーーって音はPART2とPART11で出しています。
PART1とPART3については後程。

続いてKSG2側の設定です。
20171030_205153.jpg

こちらはスプリットポイントがたくさんあります。
左から順番に行くと、
PART9は鍵盤の左端「E1」でのみ鳴ります。これはシュウウーンっていう効果音です。
その右に「F1」にウインドチャイムを設定したPART6が来ます。

PART12とPART13は「G1」から「B1」までの範囲で
レイヤーされて鳴ります。
1番が終わった後の間奏部分の左手で弾きます。

その右にPART8とPART16の音色が「D2」から「G3」の範囲で
レイヤーされて鳴ります。
1番が終わった後の間奏部分の右手で弾きます。

次にPART4,PART5,PART14,PART15が「A3」から「B♭6」の範囲で
4重にレイヤーされてストリングスのメイン部分を担当します。

その右にKSG1でも利用したPART1とPART3が来て、
さらに右に、「C7」でのみ発音するPART10が来ます。
これはサビ直前の空白部分で鳴るコンピューター音みたいなやつです。


オクターブ設定です。
PART1-PART8
20171030_205445.jpg  

PART9-PART16
20171030_205457.jpg

レイヤースプリットをしている分、オクターブは上下に激しいですw
また、4重にレイヤーしたPART4,PART5,PART14,PART15を見ると、
それぞれの音色をオクターブで重ねているのがわかると思います。
指一本で2つの音色のオクターブ音が表現できます。

その他細かい設定としては、PART10のウインドチャイムだけ、
リリース音を少し伸ばしています。
20171030_205518.jpg



ここからは自作の音色についてまとめます。
PART1(PART3) EverLas se 
この音は、Aメロでみんなが入ってくる直前に使われる音です。
(27秒くらい。)

  • COMMON設定
20171030_205644.jpg

単音でしか鳴らさないのでMONOでもいいのですが、一応POLYで。
Portamentoは意味がないのでOFF。
Unison数は「8」としています。

  • OSC設定
20171030_205705.jpg 20171030_205711.jpg 20171030_205716.jpg

OSCは3つ全て使用しています。
PCMのサンプルから2種類の音色を選びました。

  • Pitch設定
20171030_205753.jpg 20171030_205759.jpg 20171030_205808.jpg

下から上がっていく音なので(こういう言い方があっているかわからないけれど)
ディケイをある程度の間隔にし、ENV_Depthを逆向きにかけました。
またOSC2とOSC3は同じ音ですが、OSC3は1オクターブ上げています。
オシレータレベルでのレイヤーです。

  • Filter設定
20171030_205907.jpg 20171030_205914.jpg 20171030_205919.jpg

3オシレータとも、ローパスフィルターで初期CutOFF値は「5」なので、
このままではほとんど音を通しません。
これにLFOをかけます。

  • LFO設定
20171030_205936.jpg 20171030_205944.jpg 20171030_205949.jpg

各オシレータごとに、
Rateを「6」(比較的ゆっくりした波)の三角波(TRI)をFilterにのみ「+63」でかけます。
こうすることで、先ほどのfilterのCutOFF値が5から上がっていきます。
つまりフィルターが開くので音がグワアアアっと広がっていくことになります。
実際の音を聞くと、ンモワ~~って表現のほうがいいかもしれません。

ただ三角波は上がったり下がったりするので、押すタイミングによって
下り方向だと逆にフィルターは閉じてしまいます。
それを防ぐために「Key Trigger」にチェックを入れています。
こうすることで、鍵盤を押したときは常に上り坂から始まるようになります。

もちろんこの音をずっと押し続ければ、いつかは下り坂になるので、
フィルターは閉じます(音が聞こえなくなります)が、実際ライブで押してる時間は
1小節なので問題ないです。

あと書き忘れました。
この音はPART1とPART3で鳴らしますが、PART1だけ
「Corase」を「+7」にしてます。
(「ド」の音を押して「ソ」が鳴るようになってます。)
20171030_205445.jpg
  

その他AMPなどは特に大きくいじってはいないので割愛します。


自作音色2つ目
PART8(PART16) ELGC lead 1
1番終わりから2番に入るまでの右手で使われる音です。

  • COMMON設定
20171030_210041.jpg

Unisonが「4」であること以外は特筆すべき点はありません。

  • OSC設定


20171030_210052.jpg 20171030_210057.jpg


OSCは2つ使っています。どちらもSuperSAWを選びました。

Unison+Detuneで本当に気持ちいい音が鳴りますので、ぜひ試してみてください(笑)


  • Pitch設定
 20171030_210113.jpg 20171030_210119.jpg

このDetuneはUnisonで発音する音のばらつきではなく、
抑えた鍵盤の音に対する差異です。例えば「ド」の音を押して、
わずかに「ド」より高くなったり低くなったりします。
OSC1とOSC2で高低が重ねあうのに加え、もともとのUnisonごとのばらつき
も加わるので、だいぶ広がりを持った音を作ることが出来ます。

  • Filter設定
20171030_210134.jpg 20171030_210140.jpg

いろいろ試行錯誤していた部分ですが、
OSC1では「PKG」というフィルターを使ってみました。
マニュアルによると、レゾナンスのように、Cutoff付近の音を強調するようです。


  • LFO設定
 20171030_210201.jpg 20171030_210211.jpg
 
1つ目の自作音と大きく違うのは、
「Tempo Sync Switch」が「ON」になっていることです。
こうするとLFOのRateである「8」「4」は
それぞれ8小節、4小節を意味します。
つまり、8小節分で1周するSIN波、4小節分で1周するSIN波を
それぞれ作っていることになります。
このLFOが一番大きく影響を与えるのはFilterですが(Depthが大きい)、
「Amp」や「Pan」にも振っています。
比較的長い周期の中で、弾くたびに聞こえる音量や定位が少しずつ違って
聞こえるようになっています。

また、KeyTriggerは設定していません。これを設定してしまうと
弾くたびに常に同じ位置からスタートしてしまうため、変化を感じられません。


自作音色3つ目
PART12 ELGC Bass 1
Bassという名を付けた通り、1番から2番への間奏で
左手部分を弾きます。
この音の最大の特徴は、裏拍で鳴るベース音です。

  • COMMON設定
20171030_210327_201710310015020ba.jpg

MONOのUnisonが「8」です。PortamentoもONにしてあります。
(あまり意味はなかったですw)

  • OSC設定

20171030_210337.jpg 20171030_210348.jpg 20171030_210352.jpg

OSCは3つ。のこぎり波2つとSIN波を1つ使用しています。

  • Pitch設定
割愛します。
  • Filter設定
割愛します。

  • Amp設定
20171030_210454.jpg

写真はOSC1のものですが、3つのOSCともすべて同一設定です。

  • LFO設定
20171030_210510.jpg  

LFOも3OSCともすべて同じ設定です。
「Tempo Sync Switch」を「ON」にし、「Rate」を「4分音符」にします。
これが波の速さを決めてます。

波の形は「SQR」(矩形波)です。
これは波が「ある」か「ない」か(0か100か)みたいな動きをします。
これをAmpつまり音量に逆方向(-63)でかけます。
すると、音量は「ない」から始まり、
(「ない」「ある」)(「ない」「ある」)のサイクルを
4分音符ごとに繰り返します。
「ある」の部分で音が鳴りますので、裏拍として聞こえます。

またこの音は押し始めはかならず「なし」から始める必要があるので、
「Key Trigger」にチェックを入れています。

音量バランスは実際のスタジオで試行錯誤して、PartViewの画面の
音量に落ち着きました。

以上です。



「SuperNATURALシンセ・トーン」に出来ない音作り

こんにちは。FA-06のお話です。

いけないボーダーラインや、EGOISTコピーバンドでの曲で利用している
「PCMS 0457 Cyber Swing」という音について

 pcms_intro.jpg

偶然見つけて気に入ってしまったこのトーンは、
鍵盤を一回押すと、16分音符のディレイが後に3回続く音になってます。

この音はPCMシンセトーンであり、最近Rolandが売りにしている
「SuperNatural」系の音ではなく、昔からあった音作りの方法で
作られています。(XV5080という音源のものらしい)

今回は一つの鍵盤を押しただけで、なぜ後に3つの音が
規則正しくついてくるのか、その仕組みを見てみました。

まずは、「SHIFT」+「2」でこの音の「TONE EDIT」画面に入ります。

「SuperNaturalシンセ・トーン」の場合は、
一つのトーンの中に最大3つのパーシャルがあり、
一つのパーシャルの中に1つのOSC(オシレータ)があり、
「OSC」タブにおいて、ノコギリ波や矩形波を配置して音の発振源を作成していました。

 sn-s_osc.jpg

一方、「PCMシンセ・トーン」の場合は、
一つのトーンの中に最大4つのパーシャルがあり、
一つのパーシャルの中で1つのWAVEを選択できるみたいです。
(ステレオの場合は2つ)
「WAVE」というタブにおいて音の源となるWAVEを選択します。

 pcms_wave2.jpg

つまり、「SuperNaturalシンセ・トーン」は最大3オシレータ。
「PCMシンセ・トーン」は最大4オシレータ
(ステレオの場合は8オシレータだが設定値を共有するので実質4オシレータ)
これだけでも、「PCMシンセ・トーン」のほうが複雑であるといえます。
(全部使えばの話ですがw)

今回は、WAVEは「L(MONO)」にだけ割り当て、Rは未使用(OFF)になっています。
また、選んでいる波形が「INT-A」の「855」番目のWAVE「Tambourine 1」
であることもわかります。(これはタンバリンの音だったのですねw)
そして、全てのPartialにチェックが入っているので、
Partial1~4のWAVE「L(MONO)」割り当てた、
全てのタンバリンを発音させるということがわかります。
(ちょうど4つのタンバリンの音が重なるというイメージです)

ところが、現実には、4つのタンバリンは少しずつずれて聞こえます。
このWAVEタブの後ろのほうに、この音の謎を解くパラメータがありました。

 pcms_wave1.jpg

「Partial Delay Time」という値です。
Partial1は「0」
Partial2は「16分音符」
Partial3は「8分音符」
Partial4は「付点8分音符」
の値がそれぞれ入っています。

マニュアルからこのパラメータの意味を確認すると、
「キーを押してからパーシャルが発音するまでの時間を設定します。
パーシャルが発音するまでの時間をテンポに同期させるときは、
同期のテンポに対する音符の長さで指定します。」

・・とあります。
今回のトーンは4つのタンバリン(わかりやすくこう呼びます)からできています。
本来であれば、鍵盤を押せば、この4つのタンバリンが「同時」に鳴るんですが、
同時に鳴らない設定にすることもできますよ~という設定値なんですね。
上記の設定値は、鍵盤を押してからどれくらい後にそのPartialの
タンバリンを鳴らすかを決める値となります。
そして、テンポに同期させることもできるので、
今のテンポでの音符で遅らせる長さを相対的に設定することができるわけです。
(絶対値での設定もできます)

今回の例であれば、
鍵盤を押下した瞬間にまずPartial1のタンバリンが鳴ります。
その16分音符後に、Partial2のタンバリンが鳴ります。
さらにその16分音符後(最初の音から数えれば8分音符後)に、Partial3のタンバリンが鳴ります。
そしてその16分音符後に、最後のPartial4のタンバリンが鳴ります。

こういう仕組みだったんですね。

また、一つ上の項目「Partial Delay Mode」は「Norm」となっていますが、
ここも設定値を変えることで、「遅れて鳴るけれどもその鳴り方を変える」ことが出来ます。
(たとえば鍵盤を押しているときに発動タイミングになったPartialのみ発音させるとか)

一見、MFXエフェクトのディレイと同じように見えますが、
根本的に以下の点が違います。

MFXエフェクトのディレイ・・・そのトーン全体に対してかかる。
今回の「Partial Delay」・・・トーンを構成する個々の「Partial」の発音タイミングを
調整した結果、ディレイがかかっているように「見える」。

エフェクトのディレイは、「同時」に鳴る4つのタンバリンの合成音としてディレイします。
なので、ディレイする音をどれくらいの音量で何回繰り返すか・・などの設定はできますが、
その設定はトーンを構成するすべてのパーシャルに対してかかります。
トーンを構成している3番のタンバリンだけ抜かしてディレイ・・などの設定はできません。

一方、「Partial Delay」は個々のPartialの発動するタイミングそのものを変える設定です。
これをうまく使えば、ピポパポみたいなリズムシーケンスのような音も作ることができそうですね。

KORG M50のマニュアルを久々に見返したら、
この設定は、M50でもできました。(実際意識して使ったことはないですが)
M50は2オシレータなので、2つのオシレータの発音タイミングをずらせます。
ところがテンポ同期の設定はできないようです。(msでの設定)
KRONOSのHD-1エンジンも同様みたいです。

そして、SuperNATURALシンセ・エンジンではどうなのかというと、
この設定自体がありませんでした。

オシレータレベルから発音タイミングをずらす音は、PCMシンセ・トーンでしか
作れないということです。つまりこれは、
「Jupiter-50」や「Jupiter-80」で作れない音をFAは作れるということを意味します。
(SuperNatural アコースティック・トーンが大幅に削られたことに対する救済措置ですかねw)

PCMシンセ・トーンの音作りは、M50と同レベルかそれ以上になります。
ってかかなりすごいです。これはちょっと発見でした。また
KORGに比べてマニュアルが日本語感覚で見やすいのもいいですねw

他にも試してみたいパラメータがたくさんあるので、また実戦を踏まえて
まとめていきたいと思います。

いけないボーダーラインのSTUDIO SET

続けていけないボーダーラインの「STUDIO SET」の紹介です。

一緒に演奏できたメンバーにも恵まれ、
かなり好評だったようで嬉しかったです。
すこし昔っぽい雰囲気がまたいいですね。

また、この曲はまるでカラオケのガイドのように、
キーボードパートがボーカルのメロディーラインを
なぞっているのも特徴的ですね。

では音色紹介です。

ikenai_ovedrview.jpg


全部で10音色です。
パート1 SN-S 1085 Full EP 4
パート2 SN-S 0001 Full Grand 1
パート3 PCMS 0457 Cyber Swing
パート4 SN-S 0503 Ikenai lead
パート5 SN-S 0502 Ikenai lead2
パート6 SN-S 0503 Ikenai lead
パート7 SN-S 0502 Ikenai lead2
パート8 PCMS 0255 Tpt Sect
パート9 PCMS 0259 Sax+Tp+Tb
パート10 SN-A 0002 BrightG lm


パート1とパート2は以前紹介したFA-06における複数音色同時切替で使う、
「SPLIT」ボタン押下時の設定です。
「KBDスイッチ」が「ON」になっていない為、
「STUDIO SET」モードの時は音は鳴りません。
鍵盤自体がグレーアウトされていますが、
「SPLIT」モード時のスプリットポイントによって分割されています。
「SPLIT」ボタンを押せば、スプリットポイント(G3)が確認できます。

ikenai_split.jpg


パート3~パート7はイントロ8小節のあの特徴的なフレーズで使います。
「Ikenai lead」および「Ikenai lead2」は自作音色です。
これについては後程詳しく。
パート3の「Cyber Swing」は、一回押下すると、
16分音符が4つディレイで鳴るパーカッション的な音色です。
最近発見したとても素敵な音色で、EGOISTのコピーバンドでも使っています。

パート8とパート9は前奏やBメロ、間奏の大部分を占めるブラス音色です。

パート10はBメロやサビで用いる左手コード用のピアノ音色です。
ジョジョと同じく、Limiterエフェクトを通した自作音色です。




このイントロを初めて聞いたとき、フレーズは簡単だけど、
ただ引くだけでは物足りないなあというのを感じました。
なので、まずは似たSN-A系の音色を探しそこから加工していこうと思いました。
(まあイメージぴったりのがあったらそのまま使おうかと思いましたが、ありませんでしたw)

最初に選んだのはこの音です。

「SN-S 0819 Saw Lead 8」


聞いていて、音が押したり引いたりするような感覚はシンセの音の
フィルター部分を時間変化させてあげることで作れそうな気がしました。

M50の記事でも紹介していますが、時間変化には、EGもしくはLFOです。
今回はLFOを使います。

LFO(Low Frequency Oscillator)とは音の三大要素(音高、音色、音量)を
くすぐるために存在するシンセの武器であり、

音高にかければ「ビブラート」
音色にかければ「ワウ」
音量にかければ「トレモロ」

になります。

FA-06のLFO画面です。
「Shift」+「2」で「Tone Edit」画面に入り、タブを移動させて
「LFO」の画面に入ります。

ikenai_sawlead_p1_lfo.jpg


Pitchが「音高」
Filterが「音色」
Ampが「音量」
ですが、それに加えて
Fade time「LFO自体の波の高さ」
Pan「音の定位」
にもLFOをかけることができます。
(これはわかりやすくていいですね。)


以下が「Ikenai lead」のLFO設定です。

ikenai_lead1_p1_lfo.jpg

まず、LFO自体の波の設定を決めます。

波の速さ(マニュアルではうねりの速さと呼んでいます)は、
Tempoに合わせた音符の長さで決める方法と、
数値で決める方法があります。

今回は、Tempoに合わせた音符の長さで決めました。

設定項目設定値
Tempo Sync SwitchON
Rate4


Rate 「4」とは、4小節でLFOの波が1つ分通過するイメージです。
つまりだいぶゆっくりな波ということになります。

また、「Key Trigger」というチェックは外します。
これをONにしてしまうと、鍵盤を押下したタイミングでLFOの波が常に
同じ高さからスタートする(LFOの波がリセットされてしまう)ので、
今回のように細かいフレーズが続く場合はあまり効果を得られません。
OFFにすればLFOの波が4小節の間で大きくうねる中で、8分音符のフレーズを
弾くので、鍵盤を押下するたびに音の聞こえ方が変わります。

次に、LFOの波の形を決めます。今回は三角波「Tri」にしました。

設定項目設定値
ShapeTri


最後に、このLFOを音の各要素にどれくらいかけるかを決めます。
たとえば、「Filter」に影響する割合は「Filter Depth」で決めます。
今回は、「Filter」「Amp」「Pan」にかけます。

設定項目設定値
Filter Depth+37
Amp Depth+35
Pan Depth-63


ちなみに各値は、何度も試して弾いてみて、
自分の中でちょうどいいなあと思った値を設定しています。
だから絶対にこの値でないとダメというわけではないです。
値には「-」もあります。ちょうどLFOの変化が大きいときに各要素に与える影響が小さく、
LFOの変化が小さいときに各要素に与える影響が大きくなるようです。
このあたりはぐるぐるいじって楽しむところですねw
そして予想外のいろんな音に出会える瞬間でもあります。

ここまで設定してみて、音を鳴らしてみるとおかしなことに気づきます。
思ったより変化が少ない・・実は、
FA-06のSN-Sの音作りは、一つのトーンに、3つまでのオシレータを使うことができます。
この音色「SN-S 0819 Saw Lead 8」は、デフォルト2つのオシレータを使っています。
ここまで設定してきたのは一つ目のオシレータに対する設定なのです。
オシレータそのものについてはM50の記事にも書いているので割愛します。

FA-06のSN-Sでは一つのオシレータからなる音の要素の集合帯をPartialと呼んでいます。
なので、一つのSN-Sは3つのPartialから成るといえます。

Partialのチェンジは画面右上の「SW Select」で選べます。
緑のアンダーラインがついているのが現在編集しているPartial。
チェックがついているのはそのSN-Sで使用しているPartialです。

つまり、この「SN-S 0819 Saw Lead 8」は「Partial 1」と「Partial 3」を
使っていることになります。

先程までの設定は「Partial 1」の設定なので、「Partial 3」を選択し、
そのLFO設定を行います。設定値は「Partial 1」と同じ値にしました。

ikenai_lead1_p3_lfo.jpg

設定項目設定値
Tempo Sync SwitchON
Rate4
ShapeTri
Filter Depth+37
Amp Depth+35
Pan Depth-63


これでLFOの効いた音色、音量、Panが時間変化する音が鳴ります。
これを「Ikenai lead」として保存します。
だいぶ近づきました。


これだけでも表現力は増しますが、今回はもう2つSN-Sの音を加えてみました。

それが「Ikenai lead 2」と「Cyber Swing」です。
「Ikenai lead 2」の元の音は、「SN-S 0969 Tri Lead 1」です。
こちらは1つのオシレータしか使ってないので、「Partial 1」を選択し、
LFO設定を以下のように変更します。

ikenai_lead2_p1_lfo.jpg



設定項目設定値
Tempo Sync SwitchON
Rate4分音符
ShapeTri
Fade time Depth40
Pitch Depth+4
Filter Depth+44
Amp Depth+9
Pan Depth+44

確か、「Fade time Depth」「Pitch Depth」は
もともとの音の設定値だったと思います。
今思えば、「Fade time Depth」は0にしておいてもよかったかもしれません。

「Ikenai lead」との違いは、LFOのRATEが4分音符になるので、
よりうねりの細かい波になります。
また、Panの値が正の値なので、PANの変化の仕方が異なります。
これにより、同じ弾き方をしても、
いろんな方向から音が聞こえてくるような表現ができます。
(LFOってすごいですね)

これで「Ikenai lead 2」として保存します。


余談ですが、「Ikenai lead」「Ikenai lead2」ともに変更したのは
それぞれのPartialのLFO設定だけです。
元のPitch、Filter、AMP、エフェクトなどは一切変更していません。
それは元の音がイメージに近く素晴らしいからでもあり、
元の音の根本要素まで変えてしまうと、
何のためにその音を選んだのかわからなくなってしまうからです。


もう一つの音色「Cyber Swing」は、Tempoに準じたディレイをおまけでつけてくれる
いい音です。このようなリズムシーケンス系の音を生かすには、まず、原曲に準じたTempoで
STUDIO SETを保存しておく必要があります。

ikenai_tempo.jpg


いけないボーダラインのBPMは約「163」なので、それで保存してからこの音色を
選んで弾くと、原曲にマッチする細かい音のディレイがもれなくついてきます。
この音色については後日、もう少し細かく調べてみようと思います。
ちなみに、このBPMを合わせるというのは
上記のLFOの「Tempo Sync Switch」を「ON」にした場合は必須です。
(BPM120の4分音符と160の4分音符の長さは全然違うので)

---------------------------------------------------------------------------
レイヤースプリットおよびオクターブ設定です。

ikenai_ovedrview.jpg

ikenai_octave_1.jpg

ikenai_octave_2.jpg


Part3,Part6,Part7は鍵盤の高音域に配置し、イントロの低音部を担当します。
本当は左手で弾きたかったのですが、ほかの音色の配置の兼ね合いがあり断念・・。
そのため、オクターブ設定はかなり低めになっています。
Part7はさらにCorase値も設定しているため、実際の4オクターブ下の音が出ます。
(ジョジョのSTUDIO SETでも設定しましたね)

パートOctave設定値Corase設定値
Part3-10
Part6-30
Part7-3-12


Part4,Part5は鍵盤の中音域に配置し、イントロの高音部を担当します。
これを左手でうまく弾けるかがカギでしたが、なんとか大丈夫でしたw

パートOctave設定値Corase設定値
Part4-10
Part5-10


こちら側にPart3 の「Cyber Swing」をレイヤーしてないのは、
両手で弾いたとき、同時に鳴るのはちょっとしつこいかなと思ったからです。

また、Part4,Part5は原曲にはないですが、ラストで2オクターブ上げてみたかったので、
「Bend Range」を設定しています。

パートBend Range設定値
Part4+24
Part5+24



ジョイスティックを右にめいっぱい傾けることで2オクターブまで連続的に変化します。

前後してしまいますが、Part1はAメロで使うボーカルのメロディーラインをなぞる音です。
これは1オクターブ上げています。

パートOctave設定値Corase設定値
Part1+10


---------------------------------------------------------------------------
ダンパーの設定です。

ピアノ音色にだけダンパー(サステインペダル)を有効にし、それ以外の音色は無効にします。
「Part View」画面の一番最後のタブ「MIDI Rx Filter」で設定できます。

ikenai_midi_1.jpg

ikenai_midi_2.jpg


「HD」というのがダンパー設定です。

パートHD設定値
パート1ON(点灯)
パート2OFF(消灯)
パート3OFF(消灯)
パート4OFF(消灯)
パート5OFF(消灯)
パート6OFF(消灯)
パート7OFF(消灯)
パート8OFF(消灯)
パート9OFF(消灯)
パート10ON(点灯)

なお、パート11以降がONになっているのはデフォルトの設定ですので
関係ありません。





演奏方法です。

Aメロに入る直前で「Split」ボタンを押し、瞬時に
Part1とPart2にしか鳴らない状態にします。

Bメロにはいる前で「Split」「Dual」ボタンを押し、「Studio Set」に戻します。

切替はこれだけです。
あとは頑張って練習して演奏するのみ!



「ジョジョ~その血の運命」のSTUDIO SET

お久しぶりです。

先日(11/13)目黒ライブステーションにて、
第12回アニめぐろセッションが行われました。

半年に一度のペースで開催し、早6年。
自分は第8回以外すべて参加しているイベントでもあります。

そこで演奏したいくつかの曲の「STUDIO SET」を紹介したいと思います。
(そういえばFA-06のまともな「STUDIO SET」の紹介は初めてですね。)


まずは、「ジョジョ~その血の運命」から。
漢らしく、勇ましい曲ですねw

全部で14パートを使用しています。
「STUDIO SET」の画面で、「SHIFT」+「7」のボタンを押すと
16パートを一覧表示してくれます。

jojo_overview.jpg


音色紹介です。

パートトーン種別番号トーン名
パート1PCMS0266Brass It!
パート2PCMS0262Hybrid Bones
パート3PCMS0255Tpt Sect
パート4SN-S0350Poly Key 1
パート5SN-S0350Poly Key 1
パート6PCMS0262Hybrid Bones
パート7PCMS0255Tpt Sect
パート8PCMS0266Brass It!
パート9SN-S0033Vintage 3
パート10SN-S0085Heaven Pad 1
パート11SN-S0002BrightG lm
パート12PCMS0001128voicePno
パート13SN-S0009HonkyTonk Pf
パート14PCMS0001128voicePno





















FA-06には全部で大きく分けて5種類の音色があるのでそれも記載しています。
今回使ってるのはこの3つですね。(というかほぼこの3つですが)
PCMS・・・PCM Synth トーン
SN-S・・・SuperNatural Synth トーン
SN-A・・・SuperNatural Acostic トーン

パート1~パート5は鍵盤の高音域に配置し、全てレイヤーされています。
これはイントロの力強いブラス音で使います。
FA-06はSN-Aのブラスがないので(JUPITER系やINTEGRAからごっそり削られてる)
PCM系しかありません。でも「Brass It!」はなかなか良かったです。
これは「SynthBrass」のカテゴリにあります。


パート6~パート8はメインフレーズで使われる細かいブラス音です。
ちょうどパート1~パート3を再配置している感じです。

パート8~パート9はBメロの白玉で使います。
「Heaven Pad 1」は空間系のきれいなパッドで、よく使います。

パート11は自作音色です。
といっても、もともとの「SN-A」 0005 「Bright Grand」に
Limiterエフェクトをかけただけです。
簡単に言えば音圧のあるピアノです。

jojo_brightG_lm.jpg


パート11~パート14はサビ前の特徴的なピアノアルペジオで使います。
鍵盤の低音域に割り当てています。


Octave設定です。
これは「SHIFT」+「4」で出てくる「Part View」という画面で行います。
この「Part View」画面はFA-06のなかで最重要とも言える画面です。
その中の「Pitch」というタブで各パートごとに設定できます。

jojo_part1-8_pitch.jpg

jojo_part9-14_pitch.jpg


レイヤースプリットをしただけでは、左側に配置した音ほど低く、
右側に配置した音ほど高いままです。
これを実際の演奏に合うような音の高さに調整します。

例えば、鍵盤の右側(高音域)に割り当てたパート1~パート5の音色のうち
パート1、パート2は元の音より1オクターブ低くしています。
パート4は逆に1オクターブ高くしています。

同様にパート9~パート14もそれぞれ適当な値に設定しています。

パート13の音は、「Coarse」という値が「+12」になってます。
「Coarse」とは半音単位で音の高さを変えられる設定項目です。
「12」で1オクターブ分になります。
また、この値は「Octave」の値と合算されます。したがってパート13の音は
「Octave」で「+3」
「Coarse」で「+12」
なので、元の高さより4オクターブ高い音が出ます。
「Octave」設定は「±3」までなのですが、それでは足りない場合は「Coarse」の設定を
このように使うことでそれ以上の高さにも対応できます。

パート14の音は「Octave」が「+3」「Coarse」が「+2」なので
元の音の「3オクターブ+全音」上の音が出ます。

パート11~パート14はレイヤーされているので、鍵盤を押せば不協和音になります。
(「ド」と「レ」が同時に鳴るため。)
でもこの部分はこんな感じのほうがいい味が出るのであえて設定しました。

こんな風にFA-06の「STUDIO SET」は
16パートの中に好きな音色を選び、
好きな範囲で好きな高さで鳴らすことができます。
プロフィール

ぐんそー@けんばん!

Author:ぐんそー@けんばん!
趣味でアニソンバンドをやっています。
担当はキーボードです。
所有シンセはKORG M50 Roland FA-07です。
社会人、しかも20代後半になって始めたアニソンバンドとKORG M50というシンセサイザーは、俺の毎日を本当に大きく変えてくれました。

多くの優しい仲間に出会い、ライブもこなし、今に至ってます。
練習やライブ、新作楽器情報、
プライベートライフなどを雑記していきます。

twitterID @SeadenSynth

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